中小企業の新事業展開や販路開拓などを支援する「ビジネスマッチングフェア」が12日、愛媛県松山市大可賀2丁目のアイテムえひめであり、県内外からものづくり、食品関連の110社などが参加して商品をアピールした。 愛媛信用金庫が2008年から開催しており3回目。各企業は自社製品の紹介や名刺交換で交流を深めた。百貨店と商社など25社のバイヤーを招いての商談会もあった。 青ネギを自社農場で周年栽培する百姓百品村(西予市)は「県産食材を大小にかかわらず県内の飲食店、量販店で扱ってもらえるよう知名度を高めたい」と意欲的。9割以上を県外で販売する竹中金網(今治市)は、商社や問屋との取引が多く「顧客が欲しがっている商品を探りたい」と参加の狙いを説明した。
↧