絵本の読み聞かせを通じて子どもとお年寄りが楽しみながら交流する催しが13日、愛媛県松山市土居田町の双葉小学校であった。地元の土居田豊会ふれあいサロン会員の高齢者約50人が、2年生約100人の選んだ本を感情を込めて読んであげた。 市社会福祉協議会が2013年8月から市内の高齢者サロンに呼び掛けて放課後児童クラブなどで催しており、6回目。小学校では初めて。読み聞かせには子どもの豊かな感情を育むとともに、高齢者の脳を活性化する効果が期待されている。 「これを読んでください」「ええよ」。読む側と聞く側の組み合わせは事前に決めておらず、子どもたちは動物や科学など約500冊の中からお気に入りの絵本を選び、読み聞かせをお願いした。
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