愛媛、広島両県島しょ部を舞台に21日開幕する博覧会「瀬戸内しまのわ2014」のラッピング広告を施した伊予鉄道(愛媛県松山市)の市内電車1両が12日、運行を始めた。同博最終日の10月26日まで。 県民や観光客に博覧会をPRしようと県が事業費約300万円で実施。瀬戸内の空と海をイメージして車両のほぼ半分をスカイブルーに塗り上げた。 12日は同市湊町5丁目の市駅電停で出発式があり、中村時広知事が「色合いがいい。来場者が増えるよう期待している」とあいさつ。会期中に郊外線でサイクルトレイン運行も計画している同社の佐伯要社長は「動く広告は効果がある。瀬戸内の魅力を知ってもらいたい」と話した。
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