宇和海産真珠のPRと新たな可能性を探る「宇和島パールデザインコンテスト」の公開審査が9日、愛媛県宇和島市弁天町1丁目の道の駅「きさいや広場」であり、最優秀に上田浩行さん(奈良県)のペーパーウエート「パールグラス」が選ばれた。 宇和島地域ブランド化推進事業実行委員会が毎年実施し7回目。貴金属や貴石を組み合わせる「ジュエリーデザインA」と、布や木など異素材と組み合わせる「同B」、ジュエリー以外の「オンザテーブル・自由部門」の各部門に県内外から203点の応募があった。デザイン画による1次審査を経て、29点が最終審査に進んだ。 国内外で活躍するジュエリーデザイナーら4人が審査。「工夫が面白い」「美しく仕上がっている」など評価する一方で「真珠が目立たない」「作者の意図が伝わらない」など厳しい意見もあった。
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