大洲市森林組合河辺支所(愛媛県大洲市市河辺町植松)の40代の女性職員が2013年度、支所の口座から多額の現金を引き出して横領していた疑いがあることが6日、愛媛新聞の取材で分かった。生産者に支払うシイタケ代金などを着服していたとみられ、関係者は被害額が2000万~3000万円に上るとしている。 組合によると、職員3人が勤務する同支所でシイタケ代金の支払いが滞っていたため会計を調査し、2月下旬、支払い業務を担当していた女性の使い込みが判明した。女性は着服を認め、13年7月以降、インターネット上のもうけ話に複数回、金をつぎ込んで回収不能になったと説明している。組合は被害額について「まだ精査しており、固まり次第公表する」とした。
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