コミュニケーション力の向上につなげようと、愛媛県西条市小松町新屋敷の小松小学校で演劇のワークショップの授業があり、3年生約30人がいくつかのキーワードを基に短い劇を創作した。 西条市教育委員会が、2010年度から実施しているコミュニケーション教育推進事業の一環。互いに違う価値観をすりあわせ、一つの作品を完成させることで、コミュニケーションやディスカッションの能力を高めようとの狙いがある。 県内外の演劇関係者が講師を務め、13年度は市内の小学校7校でそれぞれ3回のワークショップを実施。同市教委によると、毎年継続的に申し込む学校が多く、「(自分の考えを)伝える楽しさに気付くきっかけになっている」と好評だという。
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