愛媛県の西条市民らでつくる和太鼓集団「道前太鼓LA・BANTA」が23日午後1時半から、同市丹原町田野上方の丹原文化会館で結成10周年記念公演を開く。団員は「道前太鼓の新たなる一歩となるように全員で力を合わせて頑張りたい」と意気込んでいる。 LA・BANTAは2003年5月、同館の和太鼓講習会受講生が中心となり町の活性化を目指して結成。現在は県内外に住む20~60代の男女22人が週3回の練習に励む傍ら、県内の介護施設やイベント会場などに年間50回ほど演奏に出向く。 公演では、石鎚山への感謝の念を表現した「周桑今番楽(いまばんらく)」や西条祭りの情景と熱気を盛り込んだ「西条新だんじり囃子(ばやし)」などオリジナルの10演目を披露する予定。和太鼓集団鼓太朗高松支部「満天」や県内を拠点に活動するしの笛奏者2人も出演する。 結成10周年記念作品「回帰」は、小学生を中心とした現在の受講生約20人と共演する。
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