愛媛県いじめ問題連絡協議会が14日、県庁であり、インターネット上のトラブルの相談を受け付ける違法・有害情報相談センター(東京)の桑子博行センター長が、無料通信アプリ「LINE(ライン)」によるいじめの現状などを紹介した。 桑子氏は、中高生に広がるLINEについて「おしゃべり感覚で長時間利用する人が多く、ネット依存にもつながる」と指摘。センターには保護者から「高校生の娘がグループ数人に『殺す』などと書かれた」「息子が顔写真を掲載され、中傷を書き込まれている」などの相談が寄せられているという。 LINEはメールと同様「グループ全員に頼み、投稿を消してもらわない限り削除できない」と解説。第三者が閲覧できないため対応が難しいとした。
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