愛媛県西予市三瓶地域の伝統芸能「朝日文楽」を受け継ぐこども朝日文楽クラブと三瓶高校文楽部の合同公演が14日、同市三瓶町朝立の三瓶文化会館であった。練習を重ねてきた児童生徒13人が、地元の小中高校生ら約350人を前に熱演した。 朝日文楽は明治初期から三瓶地域に伝わる県無形民俗文化財。保存・伝承する朝日文楽会(井上勝会長)が、小中学生対象のこども朝日文楽クラブと同校文楽部を定期的に指導している。 公演は1999年から開催し、14回目。今回も近年同様、こども朝日文楽クラブが「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」、同校文楽部が「壺坂観音霊験記 山の段」を披露した。
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