元バレーボール全日本代表の佐伯美香さん(42)=愛媛県松山市=が指導する体験教室が15日、宇和島市吉田町鶴間のふれあい健康センターであり、南予の小学生147人が基礎や応用技を学んだ。 2017年の愛媛国体に向けジュニアを育成しようと、市内の元体育教師らでつくるボランティア団体「地域スポーツ育成会牛鬼」が企画した。 佐伯さんはアトランタ五輪のほか、ビーチバレー日本代表選手としてシドニー、北京の両五輪にも出場。現在は松山東雲女子大・短大バレー部のコーチを務める。 教室では、佐伯さんが実演を重ねながらサーブやレシーブなどの基礎を教え「トスの高さを決めるなど、一つでもいいから注意しながら考える練習をしてほしい」と呼び掛けた。児童はアドバイスに耳を傾け、指導された点を反復練習した。 鬼北町立三島小6年丸石あずささん(12)は「手を固めて打つ無回転サーブを教えてもらってよかった。練習で習得し、試合に生かしたい」と手応えを語っていた。
↧