愛媛県西条市内の漁師や調理師ら15人でつくる「市藻場づくり環境保全協議会」のメンバー12人が15日、同市河原津の里山を訪れ、市内の小学生や高校生ら約50人と協力して広葉樹の苗木約100本を植えた。 植林は藻場の保全活動の一環で、子どもらに漁業や環境への理解を深めてもらおうと、2009年度から毎年実施している。15日は参加者が約300平方メートルの傾斜地に穴を掘り、ヤマザクラやヤマモモ、クヌギなど7種類の苗木を丁寧に植え付けた。 毎年参加しているという小松高3年近藤愛華さん(18)は「自分の植えた木が大きくなっているのを見るとうれしい」とにっこり。初参加の周布小5年越智亮太君(11)は「楽しかった。きれいな桜の花が咲くといいな」と話していた。
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