JR松山駅の鉄道高架化に伴う土地区画整理で、駅周辺のまちづくりを話し合う松山市審議会(会長・柏谷増男愛媛大名誉教授)が16日、市内であった。市外移転する駅隣接車両基地の跡地(同市南江戸1丁目)の利用基本構想案を協議した。 審議会には委員10人が出席。跡地施設を「情報文化交流拠点」とする方向に異論はなかったが、「学び」や「憩い」「にぎわい」などを挙げた基本理念や機能構成について「総花的。もっと絞り込んでもいい」といった声があった。 案に盛り込む基本計画、設計への配慮事項では「周辺施設のデザイン基準を決め、にぎわいを閉じこめないように駐車場は離して造るべきだ」「20年後ぐらいの改修で用途変更ができるように考えておく必要がある」といった意見が出た。
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