詩や歌詞を複数人で朗読し言葉の美しさや力強さを表現する「ことばのがっしょう群読コンクール」が１６日、愛媛県松山市湊町７丁目の市総合コミュニティセンターであり、市内の小中学生約２６０人１６団体が言葉に込められた思いを声の強弱や身ぶりを工夫して伝えた。 放送局関係者や市教育委員会などでつくる「ことばのちから実行委員会」が２００８年度から毎年開催している。今回は小学生低学年と高学年、中学生の３部門で実施。地元瀬戸内の海を描いた詩や春が来る喜びを表現した言葉を読み上げた。 忙しい両親に向けて「話しかけてよ」と訴える自作の詩を発表した学習支援塾「キッズコンパス」のグループ「キッズファイト」が最優秀の大賞に選ばれた。メンバーの番町小３年米田恵理子さん（９）は「詩でお母さんたちに感謝の気持ちを伝えたかった」と喜んでいた。
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