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18日から最古の絵図など公開 西予・県歴博企画展

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 今年は四国霊場開創1200年。愛媛県西予市宇和町卯之町4丁目の県歴史文化博物館で企画展「四国遍路ぐるり今昔」が18日から始まる。これまで最古とされていた四国遍路絵図よりさらに古い可能性がある「四国順拝大絵図」を初公開するほか、四国遍路の移り変わりを絵図や写真でたどる。4月6日まで。 「四国順拝大絵図」は、但馬(現兵庫県豊岡市)出身の細田周英が1763(宝暦13)年に刊行。中国地方から見た構図のため、南側の高知県が上にあり、八十八カ所の札所や距離、村名などを細かく明記している。昨年11月に個人から同博物館に寄託された。 企画展では両絵図のほかに、元高校教員小亀博さんが描いた鳥瞰(ちょうかん)図や、明治後期の写真など約400点を札所ごとに展示。神仏習合で寺院に鳥居があったり、白装束ではなく、かすりなど普段着で参拝したりする姿も見られる。

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