2009年と13年に業務と無関係な男女10人分の運転免許者照会を行い、不正に個人情報を閲覧したとして、愛媛県内警察署の男性巡査部長が本部長注意処分となっていたことが17日、愛媛新聞の情報公開請求で分かった。処分は1月31日付。 県警監察官室は「プライバシーの保護」を理由に巡査部長の所属や氏名、年齢を明らかにしていない。不正照会が絡む処分は13年度では4人目。 監察官室によると、巡査部長は知人の女性9人、男性1人の個人情報を入手しようと、職場の公用パソコンで検索条件を変えながら、09年5月に1件、13年8月に12件の計13件の目的外照会を行った。表示された5人分の住所、生年月日などを閲覧したが、目的の人物とは同姓同名の別人で、情報の利用や外部への漏えいはないという。
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