「おもてなし日本一のまち」を目指す愛媛県松山市は８日、地域と一体となったサービスを提供する「松山おもてなしコンビニ」に、市内の「サークルＫ」８店舗を認定した。松山石手店（同市石手５丁目）で認定式があり、サークルケイ四国（同市）の村上栄一社長が「地域密着でサービスに励み、おもてなしナンバーワンを目指したい」と決意を述べた。 認定店舗では休憩やトイレ利用のほか、観光や交通の案内▽救急病院の紹介や連絡▽携帯電話の充電▽自転車の空気入れ、バイクスタンド―などのサービスを提供。四国霊場５１番札所石手寺近くの同店をはじめ、８店舗はいずれも遍路道沿いにあることからＮＰＯ法人松山大学学生地域創造研究所（Ｍｕｓｅ）が手作りしている遍路マップも設置した。 式典で野志克仁市長は村上社長に認定書とパネルを贈り、「民間、若い人と一緒におもてなし力を高めていきたい」とあいさつ。Ｍｕｓｅの松山大２年窪田千海さん（２０）は「地域の文化財や観光名所も載せていて楽しめると思う」と自作のマップを紹介した。
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