松山地方気象台は8日午前5時34分、大雪に関する愛媛県気象情報を出した。四国の南海上にある低気圧が発達しながら北東に進んでおり、県内では8日昼前にかけて山地や山沿いを中心に大雪となる見込み。平野部でも積雪となる所がある。路面の凍結による交通障害や農作物・農業施設の管理に注意が必要。 8日午前5時現在の積雪は久万高原町久万3センチ。8日午前6時からの24時間降雪量は、多い所で山地・山沿い10センチ、平野部3センチの予想。 降雪や積雪の影響で高速道路や空の便などに影響が出ている。 午前10時時点で、松山自動車道川内インターチェンジ(IC)―三島川之江IC間、今治小松自動車道と西瀬戸自動車道(しまなみ海道)が全区間、高松自動車道三島川之江IC―高松檀紙IC間、徳島自動車道の川之江ジャンクション(JCT)―土成IC間、高知自動車道の川之江東JCT―南国IC間が上下線とも通行止めとなっている。 空の便では、午後の便も含めた全日空、日本航空の羽田―松山発着便の計12便(乗客計2054人)が欠航を決め、午前7時35分伊丹発松山行き日本航空便(27人)と折り返し便(43人)は使用機材の整備のため欠航した。 JR予讃線もJR松山駅から上り方面を中心に最大約80分の遅れが出ている。
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