伊予路に景気の「春」よ来い―。商売繁盛や開運などを祈願する「椿まつり」が6日、愛媛県松山市居相2丁目の伊予豆比古命神社(椿神社)で始まり、厳しい冷え込みの中、多くの参拝者でにぎわっている。8日まで。 まつりは「伊予路に春を呼ぶ」と親しまれ、毎年旧暦1月7~9日に開催。神社は3日間で例年並みの約45万人の人出を見込む。 松山地方気象台によると、6日朝の市内は最低気温0.4度と冷え込み、雪も舞ったが、境内には傘を手にした人波が途切れることはなく、600~700軒の露店が並ぶ約2キロの参道は、縁起物を買い求める人で大にぎわい。参拝客はお守りや破魔矢などを購入したり、さい銭をして手を合わたりして、満願成就を祈った。
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