フィリピンの小学校で教育実習を行った愛媛大学生の成果報告会が６日、愛媛県松山市文京町の愛媛大であった。学生約２０人が、現地の児童に英語を使って社会や理科を教えた様子を発表した。 愛媛大とフィリピン大の教育学部は学術交流協定を結んでおり、英語コミュニケーション能力や授業運営力を向上させようと２００８年度からフィリピンでの実習を始めた。これまでに各学部の学生１２５人が参加。今年は教育、理学部生２０人が１月７～１２日に滞在し、フィリピン大の付属小学校で５班に分かれて授業をした。 ４年生に理科を教えた班は、鏡や懐中電灯を用いて反射や直進など光の性質を教えた実験を紹介。７５分間の授業で子どもが飽きないよう工夫し、学んだ性質を活用して万華鏡を作ったと説明した。
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