14日のバレンタインデーを前に、愛媛県内百貨店でチョコレート商戦が活気づいている。各店は、ゆっくり商品を見定めてもらおうとスイーツで一息つける場所を設けたり、景気回復ムードを追い風に高めの商品を増やしたりして、需要の取り込みを図っている。 いよてつ高島屋(松山市湊町5丁目)は昨年より売り場を広げ「約120ブランドと地域で圧倒的な品ぞろえ」と胸を張る。今年はさまざまな商品を比べられるよう、ホットチョコレートやロールケーキなどを購入して飲食できるスペースを初めて設置。売上高は前年比10%増を目指す。 特設売り場開設初日の1月30日に訪れた同市東長戸3丁目の医療事務白石瞳さん(22)は「まず自分用に珍しいチョコを買いに来た。いろんなブランドの高級品を少しずつ食べたい」と品定めしていた。
↧