ソチ冬季五輪のスノーボード男子ハーフパイプに出場する愛媛県松山市出身の青野令選手(23)が3日、空路で松山を出発した。所属する日本体育大による壮行会が東京・世田谷キャンパスで開かれ、青野選手は「自分の滑りができれば、結果もついてくる。メダルを取って帰る」と誓った。 青野選手は昨年、松山大を退学し、日体大に入学。同大関係者には五輪メダリストも多く、壮行会には、1984年ロサンゼルス五輪体操男子個人総合金メダルの具志堅幸司教授らが出席し、「五輪ではどうしても力が入る。頑張らないぐらいでちょうどいい」などとアドバイスした。 4年前のバンクーバー大会から連続出場となる青野選手は「前回は力を出し切れなかった。今回は楽しみながら、結果を出したい」と強調。4日に日本をたつが、「テンションも高まっている。いい感じでソチに入れる」と手応えを示した。
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