4日は二十四節気の「立春」。暦の上では春が始まる日とされる。3日の愛媛県内は南から暖かく湿った空気が流れ込んだ影響などで気温が上昇し、最高気温は御荘20.7度、宇和島20.2度など3月中旬から4月中旬並みとなった。 伊予灘を臨む伊予市双海町大久保の国道378号沿いでは菜の花の開花が進み、現在は六分咲き。3日は通りがかった人たちが車を止め、甘い香りを漂わせる花を楽しんでいた。 菜の花は地元閏住(うるすみ)地区の住民が約20年前から世話をしている。久保宗陽区長(56)は「暖かくなるにつれ茎が成長し花も大きくなる。3月上旬ごろには満開になるだろう」と話した。 ただ、本格的な春の訪れはもう少し先になりそう。松山地方気象台によると4日は冬型の気圧配置が戻り、予想最高気温は松山、新居浜、宇和島とも7度と平年を下回る見込み。
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