インターネットを使った選挙運動が参院選から解禁されるのを前に、松山市選挙管理委員会は21日、会員制交流サイト(SNS)のフェイスブック(FB)ページを開設した。期日前投票所の案内や投票日の投票情報など選挙情報をリアルタイムに発信し、投票率アップを図る。市選管によると、四国の選管で初の試み。FBの未登録者も閲覧できる。 市選管によると、ネット選挙解禁で、若い世代などがFBを情報収集に活用することも考えられる。選管を身近に感じてもらえるよう、その「裏方仕事」などを紹介。候補者陣営から問い合わせの多い期日前投票者数も発信する。FB登録者は、市選管ページで「いいね!」ボタンをクリックすると、コメントなどを書き込める。 参院選投票まで1カ月と見込まれる21日は、期日前投票立会人の募集情報のほか、投票所で使う鉛筆やゴムマットを運ぶジュラルミンケースの山などを紹介。選挙の準備状況をアピールした。 市選管の竹村奉文事務局長は「選挙に関心を持ってもらい、投票を棄権して権利放棄することがないよう伝えたい」と話している。
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