柔道の愛媛県個人選手権大会は2日、県武道館で行われ、男子は影浦心(新田高)、女子は月波光貴穂(同)が連覇を果たした。準優勝は男子が佐々田裕良(松山刑務所)、女子は清水真琴(県警)だった。 男女の上位2人が四国大会(3月2日・高知県武道館)に進み、同大会の2位以上が全国大会(男子4月29日・日本武道館、女子4月20日・横浜文化体育館)の出場権を得る。 男子決勝リーグは4人中、3人が社会人選手。そんな中、唯一の高校生影浦(新田高)が、粘り強さを見せ連覇を果たした。 初戦が大きなヤマ場だった。相手は優勝経験のある佐々田(松山刑務所)。同じ100キロ超級の選手だが、178センチの影浦を上回る体格で苦手なタイプだった。社会人のパワーに押され、思うような組み手ができず、序盤は劣勢に立たされた。
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