愛媛県の東予を拠点とする東予信用金庫（新居浜市、横川明英理事長）が県内全域と香川県観音寺市に、南予が拠点の宇和島信用金庫（宇和島市、村尾明弘理事長）が県内全域に、それぞれ営業区域を拡大する方針であることが２０日までに分かった。営業強化や協調融資が狙いで、四国財務局に近く認可申請する。 松山財務事務所によると、県内に本店を置く信金では、愛媛信用金庫（松山市）が２００７年に初めて全県に、１２年には同金庫が香川県観音寺市と三豊市、川之江信用金庫（四国中央市）が観音寺市に、それぞれ営業区域を広げた。地域ごとに「すみ分け」を図ってきた信金の構図は大きく変化しつつある。
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