製造プラントを管理する現場監督の技能向上を目指す「プラントメンテナンス技術者育成講座オーバーマスターコース」の修了式が25日、愛媛県新居浜市大生院のえひめ東予産業創造センターであり、第1期生全20人に修了証書が授与された。 同センター(理事長・石川勝行市長)が2008年度から実施している育成講座修了生を対象に13年度、上級者コースの「オーバーマスターコース」を新設。講義では保全技術やマネジメントなどの専門性を高めたほか、英会話も含め海外展開の知識習得などグローバル化に対応した人材育成にも重点を置いた。 受講生は住友化学協力会社など12社の30~50代の中堅監督者。昨年6月から1月の間に計115時間のカリキュラムを修め、うち17人が「オーバーマスター」の称号を取得した。
↧