「10円プール」として親しまれている新居浜市東雲町1丁目の市営東雲市民プールが20日、本年度の営業を始めた。入場無料の初日は台風が近づく悪天候となったが、オープンを心待ちにしていた中学生と親子連れ約20人が訪れ、水の感触を楽しんだ。 同プールは1972年の営業開始以来、4歳から中学生は10円、高校生以上は60円の入場料を維持している。流水プールやスライダー(高さ6メートル、長さ20メートル)などを備え、8月31日までの営業期間中に毎年約5万人が訪れる。 雨脚が強まる中、学校帰りに立ち寄った中学生6人組は鬼ごっこや水泳競争、水の掛け合いなどしてはしゃいでいたが、プールから上がると震えたり、くしゃみが止まらなったりする生徒もいた。
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