愛媛県の国土交通省松山河川国道事務所は２３日、国道３３号と国道５６号を結ぶ地域高規格道路「松山外環状道路インター線」（４．８キロ）のうち、井門インターチェンジ（ＩＣ）―古川ＩＣ間の１．２キロで３月１６日から一般利用を始めると発表した。松山外環は２０１３年６月に側道部分が一部開通しているが、自動車専用道路部分の利用は今回が初めてとなる。 同事務所によると、井門ＩＣ―古川ＩＣは当面、片側１車線で利用。制限速度は時速６０キロとなる見通し。松山自動車道松山ＩＣから松山市中心部へ向かうルートが充実し、国道３３号の渋滞緩和が期待できる。現在は標識や照明灯の設置を進めている。インター線自動車専用部分の総事業費は約５３２億円。
↧