高齢者団体などが同世代の交通事故防止対策などを協議する「創ろう!シルバーセーフティ愛媛」推進会議が22日、愛媛県警本部であり、交通事故防止では「高齢者交通死亡事故抑止アンダー30」を目標とすることを決めた。 県長寿介護課や県医師会、県老人クラブ連合会など26の機関・団体の31人が出席。高齢者の道路横断中の事故が多い現状を共有し、電動車いす安全登録制度の推進や反射材付きの横断旗の活用など防止策を話し合った。 西条市保健福祉部高齢介護課の近藤誠副課長が講演で、物事が覚えにくくなるなど認知症の特徴を説明し、「認知症の高齢者だけを交通安全講習に呼ぶのではなく、家族・地域ぐるみで出席してもらい、支えることが重要だ」と話した。
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