四国の農林水産品や加工品の販路拡大へ、JAバンクえひめをはじめ、四国4県のJAバンクと農林中央金庫は22日、東京・有楽町で商談会を初めて開き、JAや加工業者51団体が首都圏を中心とするバイヤー約60団体にかんきつ、魚介類など四国が誇る産品をPRした。 愛媛からは15団体がトマトジュース、かまぼこ類、冷凍うどんなどを出品。スーパー、外食、ホテルのバイヤーらは試食したり調理方法を聞いたりしながら、配送時間、取引の数量単位など具体的に商談も進めた。 白あんを練り合わせたチーズケーキ、サトイモを使ったスナック菓子などを出した別子飴本舗(新居浜市)は「珍しさ、食べやすさ、地元素材を使っている点が評価された」と手応え。レストランを手掛ける企業担当者は「どの商品も地域性があってよいが、高知県に素材を生かした加工品が多い印象だ」と話した。
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