海の事件や事故を通報する緊急ダイヤル「118番」の日の18日、認知度をアップし正しく活用してもらおうと、県内各地で呼び掛けがあった。 八幡浜市沖新田の道の駅「八幡浜みなっと」では、宇和島海上保安部がチラシを配って周知活動をした。同時に、ボードにシールを貼ってもらう方法で118番の認知度を初めて調査。行楽の市民らが次々に応じたが、回答した85人のうち「知っている」と答えたのは28人で、3分の1未満だった。 宇和島海保管理課の伊賀上亮治・渉外係長は「港町だが、まだまだ認知が進んでいない」とし、周知を進めたいと話した。一方で間違い通報なども多いことから、「海保の巡視船艇には限りがあり、間違いやいたずら通報があれば緊急の海難に手が回らないケースもある。正しく利用してほしい」と呼び掛けている。
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