県職員の逮捕受け、中村知事が訓示

　１８日夜、児童自立支援施設「県立えひめ学園」職員の男（４３）が児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で逮捕されたのを受け、愛媛県の中村時広知事は１９日、県庁で部局長以上の幹部職員２２人を集めて訓示。県職員の不祥事が相次ぐ中、「今年はもう不祥事を出すものかの思いであたってほしい」と綱紀粛正の徹底をあらためて求めた。　中村知事は「児童の自立を支援する施設の職員が児童にこうした問題を起こし、通常以上に厳しいお叱りを県民から受けている」と指摘。「信頼回復には、（職員全体が）わが事として丁寧に仕事を積み上げていくしかない」と訴えた。