道後商店街に免税店誕生―。ホテルなど経営の古湧園（愛媛県松山市道後湯之町）の土産店「四国物産館 十五万石」が外国人向け消費税免税店「輸出物品販売場」の認可を松山税務署から受けたことが１６日までに分かった。観光庁によると、２０１３年４月時点の県内免税店は１５あり「大型小売店を除くと愛媛初ではないか」という。 古湧園の新山憲司専務（５０）によると「十五万石」では民芸品、装飾品、砥部焼などを販売。県がインバウンド（入り込み客）促進に注力していることや消費税増税を見据え、１３年１１月中旬に同署に申請し、１２月２日に認可された。道後に物販店６店を持つ同社は「外国人旅行者の消費を増やせる」とし、２店舗目の申請も検討中。
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