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がん遺児支援を考える 松山で市民講座

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 市民公開講座「つながるいのち~がん医療の現場から」(四国がんセンター、日本対がん協会など共催)が11日、愛媛県松山市湊町7丁目の市総合コミュニティセンターであり、約220人が親をがんで亡くした子どもへの支援の在り方や命の営みなどについて考えた。 2004年にがんで夫を亡くした松山記念病院の看護師大舘千恵さん(44)が経験を述べた。夫の闘病中、当時小学生の息子は「病院に行きたくない」と言いだした。大舘さんはがんを告げ「もう会えんかもしれない」と伝えると、積極的に看病の手伝いをしてくれるようになった。大舘さんは「家族で一緒に見送ろうという姿勢が子どもには酷だったかもしれないが大事だった」「仲間との交流が心の痛みを減らしてくれた」と振り返った。 聖路加国際病院(東京)の小沢美和小児科医長の「親ががん患者である子どものこころ」と題したて講演や生きることがテーマの映画上映、心を癒やす絵本の紹介などもあった。

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