2013年12月3日に愛媛県西条市の小学校で実施した県の定着度確認テストで、6年生のクラスを受け持つ50代の男性教諭が児童12人の解答を改ざんして点数をかさ上げしていたことが8日、愛媛新聞の取材で分かった。市教育委員会は13年12月25日付で教諭を厳重注意処分とし、解答を元に戻した。 市教委によると、男性教諭は、答案を回収して採点担当の教諭に渡すまでの間に、国語、算数、理科の解答を改ざんした。返却された答案を見た児童が、解答が変わっていることに気付き、保護者が12月10日に学校に相談。学校の調査に男性教諭が改ざんを認めた。 同校によると、男性教諭は「考え方は正しいが、答えが間違っているケースなどを正解にしてあげたかった」と理由を説明したという。
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