国際空手道中元会館(本部・愛媛県八幡浜市)の寒稽古が5日、西予市野村町渓筋地区の樽滝であった。小学生から大人まで道場生約30人が身を切るような冷たさの滝つぼに入り、空手の上達を祈願した。 寒稽古は毎年実施しており、今回は南予地区のほか松山、高知、熊本など各支部から集まった。 道場生は突きや蹴りなど基本動作を何度も確認するように練習した後、意を決して一斉に滝つぼへ。膝元まで水につかった子どもは、寒さに震えながら必死に形のポーズを取り、大人は滝に打たれながら力強い突きを披露していた。
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