新居浜市大生院の愛媛県総合科学博物館で2日、恒例のイベント「新春!初科学2014」が始まり、親子連れら約200人が岩石から植物の化石を発掘するワークショップを楽しんだ。5日まで。 イベントでは、敷地内から多くの化石が出土する栃木県那須塩原市の博物館「木の葉化石園」から取り寄せた約5センチ四方の岩石を使った。 子どもらは泥や砂が堆積してできたしま模様の断面に沿ってたがねをあて、金づちで慎重に力を加えて少しずつ割って中を調査。約40万年前のブナやミズナラなどの根や葉の化石を発見すると、現在生息する同じ植物の写真と見比べながら「ほとんど一緒。すごい」と驚いていた。
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