愛媛労働局は27日、11月の県内雇用失業情勢を発表した。有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.02ポイント増の1.03倍に上昇。景気の緩やかな回復に伴い、求人増と求職者の減少傾向が続いており「一部に厳しさは残るが、改善している」との基調判断を据え置いた。 有効求人数は2万7575人(前年同月比11.5%増)。新規求人数は9709人(4.5%増)。産業別では、卸売・小売を除く全産業で増加。運送会社の作業員など運輸・郵便が51.8%増、建設16.2%増、食品製造や造船、紙パルプなどの製造12.8%増だった。一般求人は14.9%増、パート求人も6.5%増だった。
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