手でむいたミカンの皮の長さを競う「ＷＭＣ（Ｗｏｒｌｄ Ｍａｎｄａｒｉｎ Ｃｌａｓｓｉｃ）みかんの皮むき選手権」が２３日、愛媛県西予市明浜町高山のあけはまシーサイドサンパークで初めて開かれ、大勢の老若男女がミカンと格闘した。 ミカンのＰＲと売り上げ向上を目指し、地元青年団でつくるＷＭＣ実行委員会が実施。地元を始め静岡や和歌山など県内外の７～８８歳の１４４人が出場し、トーナメントで競った。 制限時間は１５分。出場者は、主催者が用意した直径約６．５センチの温州ミカンから好みのものを一つ選び、つめで皮に傷をつけてむいたり、初めから細長くむいたりするなど、思い思いの方法で１個の長さの限界に挑戦していた。 優勝は、同市明浜町出身の主婦枯木久美さん（３３）＝大阪市。４人で争った決勝では２．０８メートルをマークし「２０個ほど練習したが、まさか優勝できるとは思っていなかった。明浜のミカンは味が濃くて、むきやすかった」と喜んでいた。
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