Quantcast
Channel: 愛媛新聞
Viewing all articles
Browse latest Browse all 34024

道後改築、劇で描く 松山・子規博「一期座」公演

$
0
0
 道後温泉の行く末に子規も漱石も意見した!? 40歳以上でつくる劇団「完熟『一期座』」=愛媛県東温市、越智陽一代表=の公演「道後温泉大改造~伊佐庭如矢(ゆきや)の100年の計」が21日、松山市道後公園の子規記念博物館で始まった。22日もあり、1月11、12の両日は東温市で公演する。 来年の道後温泉本館120周年を記念して制作。劇団の第6作。ストーリーは、老朽化した本館改築を決意した道後湯之町の伊佐庭如矢町長が「松山城のように後世からも評価を受ける館にしたい」と宣言。反対派とも向き合い道後の未来を語る。温泉の湯で傷を癒やしたというシラサギや額田王、聖徳太子も現れ、改築のヒントを与える。 東温市の「坊っちゃん劇場」の俳優3人も特別ゲストで登場、正岡子規や夏目漱石を好演した。温泉の価値を語る軽妙なやりとりに、観客約150人は笑いと拍手を送った。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 34024

Trending Articles