老朽化により建て替え方針が決まっている西条西署(愛媛県西条市壬生川)を、南東に約800メートル離れた同市周布の市民会館を含む市有地に新築移転する計画が進んでいることが20日、分かった。西条市が20日の市議会全員協議会で明らかにした。市は候補地などを県や県警などと協議する方針で「早期実施を要望したい」としている。 関係者によると、現時点での候補地は、市東予総合支所隣の駐車場と市民会館が立つ市有地約5000平方メートル。市議からの「西条西署は残るのか」との問いに対し、理事者は「建て替え方針は決まっている」として1市2署体制が継続するとの見通しを説明。「幹線道路へのアクセスや、市当局と連携した危機管理体制の構築などを考慮して適地と考えている」と述べた。
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