国際理解を深めようと、愛媛県新居浜市八雲町の新居浜工業高等専門学校で留学生が母国を紹介する講演会がこのほどあり、同校教員や市内の国際交流団体メンバー約50人が文化や価値観の違いを学んだ。 同校には現在、マレーシアやカンボジアなど東南アジアを中心に4カ国7人の留学生が在籍している。講演会は2004年から毎年実施している「留学生ウイーク」(今年は9~13日)の一環。 インドネシア出身で環境材料工学科4年のアンサール・アブドゥーラさん(23)が、同国は580以上の多民族国家のため、地域によって言語が全く異なることや、死者をミイラにする風習がある民族の葬式の様子などを紹介。「航空産業で働くのが私の夢。日本で高い技術を学んで、母国の発展に寄与したい」と語った。
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