愛媛県愛南町沖の小横島の磯で17日朝、松山市立花1丁目の会社員大河正和さん(50)が体長135センチ、重さ34キロの巨大クエを釣り上げた。県磯釣連盟(約230人)の中内孝幸事務局長は「1990年以降の連盟の最高記録は133センチ。130センチ超えは立派」と話している。 大河さんはクエを狙って1人で渡島。釣り始めてから約1時間後、海に引きずり込まれそうな強烈な引きに見舞われたという。 リールを巻くことすらできず、体に糸を巻き付けて魚を引っ張っては、糸をたぐり寄せる繰り返し。「船を引っ張っているようだった」という手応えに疲れで手が動かなくなりながらも約15分間の激闘を制した。
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