愛媛県の松山市議会環境下水委員会(上杉昌弘委員長、7人)は11日、9月議会から継続審査となっている一般廃棄物最終処分場「市横谷埋立センター」(食場町)の浸出水処理設備改良工事の請負契約締結議案(7億4025万円、特命随意契約)を審査した。理事者の説明不足などを指摘する意見が多数を占め、再び継続審査となった。 委員長を除く採決で公明、自民、共産、ネットワーク市民の窓が継続審査に賛成。松山維新の会が反対した。9月議会で提案通り可決されていれば2015年2月に完成・稼働予定だったが、10カ月以上遅れる見通しとなった。 11日の環境下水委で、武井多佳子氏(市民の窓)は設備改良後の運営見通しをただし「納得できる状況にない」と主張。設備の耐用年数や維持管理費などの説明資料を求めた。
↧