八西地域の商工業者や行政機関でつくる「愛顔(えがお)のみかんプロジェクト推進協議会」は3日、特産のミカンをアピールするため特別に作ったハート形のミカン30個を愛媛県八幡浜市真穴地区の園地で収穫した。7日開幕のイベント「まるごとみかんフェスタin八幡浜・佐田岬」で活用する。 ハート形のミカンは真穴地区の農家青年グループが「おもしろいものを作ろう」と2012年度に挑戦。協議会の事務局を務める県八幡浜支局がこの取り組みに着目し、今年9月から南柑20号の木で生育していた。 作り方はピンポン球大の青い果実にアルミパイプと板で手作りした型を装着。成長するにつれ、パイプに接触した部分だけがへこみ、ハート形に仕上がる。3日は県職員4人が収穫にあたった。 協議会はイベント中の21~23日に2万個のミカンで制作した「みかんオブジェ」の中に交ぜたハート形ミカンを見つけてもらったり、手にとって記念撮影してもらったりする行事を計画している。
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