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ミカンの皮とヨーグルトの同時摂取で花粉症緩和

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 花粉症のマウスが温州ミカン果皮と牛乳に含まれる成分を一緒に摂取すると症状が大幅に緩和されることが28日までに、愛媛大農学部の菅原卓也教授(47)=食品機能学=、特産品販売などの伊方サービス(伊方町)、四国乳業(東温市)の共同研究で分かった。 3者は特許出願中で、人への効果も検証予定。結果や市場性を踏まえ、ミカンの搾りかすをまぜたヨーグルトの商品化を検討する。 花粉症は、花粉に含まれる物質(アレルゲン)が体内に入り、白血球に付いた抗体「IgE」に結合、反応して発症する。菅原教授らは約1年前、ミカン果皮の成分でフラボノイドの一種「ノビレチン」と、牛乳の成分でタンパク質の一種「β―ラクトグロブリン」がそれぞれ別経路で作用して症状を和らげることを突き止めた。

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