全国有数のユズ産地、愛媛県鬼北町の道の駅「森の三角ぼうし」(同町永野市)に、果実を丸ごと飾ったユズツリーがお目見えした。甘酸っぱい香りが立ち込める中、黄色と緑のコントラストが来場者の目を引いている。 道の駅が特産のユズをPRしようと初めて企画した。ツリーは高さ3.5メートル程度のモミの木。24日にあった制作イベントで来場者200人以上が鬼北産ユズ約300個を飾り付け、発光ダイオード電球やポインセチアの造花などで彩った。12月下旬まで楽しめる予定。 26日には道の駅を訪れた夫婦やお年寄りらが「こりゃ高い」「ユズのツリーは思い付かん」と驚きの表情を見せ、顔を寄せて香りを確かめていた。
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