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田植え手伝い震災について考える 伊予市で学生ら  

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 東日本大震災の被災者や復興を考えよう―。愛媛大などの学生37人が1日、東京電力福島第1原発の事故で福島県南相馬市から愛媛県伊予市双海町上灘に避難している農業渡部寛志さん(34)が近くに借りている田畑で農作業を手伝った。 震災を風化させまいと、2012年3月11日に愛媛大生で結成した「311メモリアル愛大実行委員会」が定期的に開催。1日は小雨の中、かっぱを着て田植えや除草に精を出した。 法文学部1年河原拓海さん(18)は「原発の問題はいろいろな意見があり、何が正しいのか分からない。現地にいた人から実際に話を聞きたいと思い、訪れたが、いい経験ができた」と笑顔。 実行委の熊谷龍臣代表(21)は「被災者の力になりたいので今後も活動を続けたい。ボランティアなどを通じて、震災や原発の問題を風化させず、考えてもらえたらうれしい」と話した。

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