過疎高齢化が進む銅山川流域の山里を活性化しようと、愛媛県四国中央市嶺南地区や新居浜市別子山地域の住民有志が「銅山川を守る会」を立ち上げ、活動を始めた。24日、地元の食文化を紹介するイベントを四国中央市富郷町津根山のてらの湖畔広場で初めて開いた。 会は銅山川の環境保全や食文化伝承を活動の軸に7月、約60人で結成。国が漁村文化の継承や環境保全を行う団体に出す補助金を活動費に充てている。 24日は住民が手間暇かけて準備したアメゴなど川魚の塩焼きや山菜料理を来場者に振る舞い、地域の魅力をアピールした。料理に列をなす来場者に「嶺南にどんどん足を運んでほしい」などと声を掛けていた。 12月8日にも同所でイベントを開く予定。
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