バレーボールの全日本高校選手権県大会最終日は24日、愛媛県武道館で男女の準決勝、決勝を行った。男子決勝は新田が3―0で松山工を下し、2年連続13度目の頂点に立った。女子決勝は松山東雲が3―1で聖カタリナを破り、初優勝を果たした。 男女の優勝校は2014年1月5日から、東京体育館で行われる全国大会に出場する。 男子【評】新田は粘り強く戦い、松山工を振り切った。第1セットは二宮、脇長がサイド攻撃で勢いをつけ、7連続得点で逆転した。第2セットからは佐伯が攻守に活躍し、流れを渡さなかった。 松山工は第1セット、池内を中心とした攻撃で一時リードを奪った。第2セットも終盤に追い上げたが、あと一歩及ばなかった。 女子【評】勢いに乗った松山東雲が逆転勝ち。第2セット21―22から近藤のサーブで崩して4連続得点しセットを奪い返した。以降も高さを生かした攻撃が機能した。 聖カタリナは精度の高いレシーブで粘り、最大でも3点差だった接戦の第1セットを先取した。後半は、勢いに乗った相手を止められなかった。
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